JCC医薬・医療分科会、タイの高齢化をビジネスチャンスに

NESDBのSuriyon部長

 

盤谷日本人商工会議所（JCC）は23日、第10回化学品部会「医薬・医療分科会」を開催した。スペシャルレクチャーで登壇したNESDB競争力事業部のSuriyon Thunkijjanukij部長は、「タイは2020年中頃に人口のピークを迎え、そこからは減少に転じる。労働生産性が減り、介護負担が増加することになるが、まだ十分な対策がなされているとはいえない。住居など高齢者向けの環境改善や予防医療普及などを講じていく必要がり、日系企業にはこれをビジネスチャンスと捉えてもらえたら」と述べた。

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