JERA、タイのコジェネレーション設備が商業運転開始

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バンプー・コジェネレーション設備外観【同社提供画像】

 
東京電力と中部電力の合弁会社JERAは4日、同社が参画し、現地パートナーとともに開発を進めてきたタイのコジェネレーション設備について2016年12月29日に商業運転を開始したと発表。同社が参画するコジェネレーション設備としては、ラッカバン工業団地内の設備に続き2地点目となる。

同設備はバンコク南東約30kmに位置するバンプー工業団地内に立地し、発電出力は24万kW、蒸気供給能力は毎時60トンのコジェネレーション設備。同社は事業会社を通じ、発電効率等の一定の条件を満たしている小規模コジェネレーション事業を対象に、タイ発電公社(以下、EGAT)が優遇価格にて電力購入を長期保証する制度でるSPP(Small Power Producers)プログラムを活用。25年間、EGATに対して電気を卸販売するとともに同工業団地内の入居企業に電気と蒸気を販売する。

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