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国際交流基金、「児童文学作家によるトークセッション」を5月9日開催

 

国際交流基金バンコク日本文化センターは9日、日本の児童文学の人気作家3名と、オーストラリアで活躍する日本人翻訳・絵本学作家1名をゲストに迎え、「世界の子どもたちの幸せを願って書くこと 児童文学作家の仕事」トークセッションを行う。

作家たちが次世代に伝えようとしていることや、子どもの本の役割や魅力について、ざっくばらんに語る。また、トークを通じて、日本の子どもをとりまく環境や文化、さらには読書を通じて深まる国際交流・理解についても考察する。

 

【開催概要】
児童文学作家によるトークセッション
「世界の子どもたちの幸せを願って書くこと 児童文学作家の仕事」
日時:2017年5月9日(火) 19:00~21:00
※18:30 から受付開始(全席自由席/定員70名)
会場:国際交流基金バンコク日本文化センター E教室
Serm-Mit Tower 10 階(Asoke-Montri 通り)
料金:無料
使用言語:日本語(タイ語逐語通訳付)
申込:事前予約をお勧めします。
(電話)02-260-8560~3 (E-mail)acdstaff@jfbkk.or.th
主催:国際交流基金バンコク日本文化センター
共催:株式会社マイティブック

 

【作家紹介】
濱野京子(Kyoko HAMANO)
熊本県に生まれ、東京で育つ。早稲田大学第二文学部卒業。1999年、毎日児童小説コンクール優秀賞。2002年、最優秀賞。2006年『天下無敵のお嬢さま!(1)けやき御殿のメリーさん』でデビュー。2009年『フュージョン』でJBBY賞、2010年『トーキョー・クロスロード』で坪田譲治文学賞受賞。翻訳に国際アンデルセン賞画家と作家の中国の絵本『はね』がる。

フュージョン_濱野京子

 
まはら三桃(Mito MAHARA)
福岡県北九州市生まれ。2005年「オールドモーブな夜だから」で講談社児童文学新人賞佳作となり、翌年『カラフルな闇』と改題し刊行。工業高校の女生徒が「高校生ものづくりコンテスト」に臨む『鉄のしぶきがはねる』で2011年度坪田譲治文学賞、第4回JBBY賞を受賞。また『おとうさんの手』が2011年読書感想画中央コンクール課題図書に選定された。福岡県福岡市在住。鹿児島市に在住していた関係で、鹿児島児童文学者の会「しべ」同人となる。

ひかり生まれるところ_まはら三桃

 
陣崎草子(Soko JINSAKI)
大阪生まれ、東京在住。大阪教育大学科芸術専攻美術コース卒業。絵本作家、児童文学作家、歌人。『草の上で愛を』で第50回講談社児童文学新人賞佳作受賞。他、長編作品に『片目の青』(講談社)、絵本作品に『おむかえワニさん』(文溪堂)、第一歌集に『春戦争』(書肆侃侃房)など。挿絵担当作品、装丁画担当作品も多数。歌人集団「かばん」所属。

草の上で愛を_陣崎草子

 
渡辺鉄太(Tetsuta WATANABE)
東京生まれ。児童文学者で翻訳家の渡辺茂男氏の長男。1996年に家族でオーストラリアへ渡り、メルボルン大学で講師を務めながら創作絵本や翻訳などを手掛ける。現在は、執筆に専念。奥様で画家の加藤チャコさんとの絵本『もりのびょういん』、『コアラのクリスマス』(共に福音館書店)などがる。自宅で、日本語児童文庫「メルボルンこども文庫」を主宰。
http://www.tetsuta-watanabe.com/profile/index.html

 

【ナビゲーター】
松井紀美子(Kimiko MATSUI)
2004年に絵本の出版社マイティブックを起業。手がける本は、中国やカンボジアでも出版されている。出版の傍ら子どもの本のジャーナリストとして世界の図書館を訪問し、公益財団法人 図書館振興財団機関誌「図書館の学校」に連載中。現在の訪問国は30ヵ国を超える。

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