JFEスチール、ベトナムで建材加工商品販売の合弁会社設立

JFEスチール那須専務(左)とAGRIMECO社Le Van An社長(合弁契約締結時:2016年12月2日JFEスチール日比谷本社)【同社提供画像】

JFEスチールは2月23日、ベトナム有数の建設・加工会社でるMechanization Electrification Construction Corporation – Joint Stock Company(以下、AGRIMECO社)と50%ずつ出資し、ベトナムで建材加工商品の販売を行う「AGRIMECO & JFE STEEL PRODUCTS CO., LTD.」(以下、A&J)を設立したと発表。

AGRIMECO社は、水力発電や超高層鉄骨ビルの建設施工、および建材加工を行う建設・加工会社。ベトナムのインフラ建材分野におけるAGRIMECO社のプレゼンスと、JFEスチールの技術開発力、および経済性・価値向上といった技術提案力を生かし、A&Jは伸びゆくベトナム市場において、鉄鋼需要の創出と捕捉を図っていきたい考えだ。

今回の合弁事業は、JFEグループ第5次中期経営計画の重点テーマでる“インフラ建材”の“海外事業推進”として、2016年8月に設立したジェコスベトナムに続く施策となる。また、同社建材事業として、異業種でる建設・加工会社との合弁事業は初。

ベトナムは、東南アジア最大の鋼材消費国でり、またGDP成長率も6%台と高く、今後も成長が続く見通し。特にインフラ建材分野においては、道路や鉄道などの交通インフラや、発電プラントなど多くの建設計画がり、堅調な需要が見込まれているという。

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