JICA、「インド国高速鉄道建設事業詳細設計調査」を開始

国際協力機構(JICA)は2015年12月の日印首脳会談において新幹線システムの採用が合意されたインドにおける高速鉄道建設(ムンバイ・アーメダバード間)に関し、高速鉄道の土木構造物・システムなどの設計や入札関連業務の支援を行う業務を詳細設計調査として開始する。

今回、高速鉄道の設計案の作成や入札などを支援する「インド国高速鉄道建設事業詳細設計調査(有償勘定技術支援)」に関し、日本コンサルタンツ、日本工営、オリエンタルコンサルタンツグローバルから成る共同企業体とJICAが9日付で契約を締結し、20年までの予定で業務を実施するという。

インド国高速鉄道建設事業に関し、JICAは16年3月から「高速鉄道に係る制度整備支援プロジェクト(有償勘定技術支援)」を開始し、インド国内での初の高速鉄道走行に際して必要となる安全認証制度の整備、各種技術基準の策定、駅や駅周辺の開発計画等について技術支援を実施している。

gototop