『KADOKAWA Animation and Design School』がバンコクに開校

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KADOKAWA Contents Academy株式会社(以下、KADOKAWA Contents Academy)は7日、バンコクに『KADOKAWA Animation and Design School』を開校した。

『KADOKAWA Animation and Design School』(以下、バンコク校)とは、KADOKAWA Contents Academyが手がける海外コンテンツ・スクール事業のタイ現地の名称で、台湾校「角川国際動漫教育」に次ぐ、2番目の直営校。

バンコク校では、すでに台湾校で多くの受講生が学ぶ「マンガコース」、「キャラクターデザインコース」の2コースで募集を開始。4月下旬に開講を予定している。

同日、開校式と記者発表会が行われ、株式会社KADOKAWAの角川歴彦会長やKADOKAWA Contents Academyの古賀鉄也代表取締役社長兼CEOのほか、タイ教育省のSukulya Anuchitpailin氏、タイ投資委員会(BOI)のPariyes Piriyamaskul氏らが出席した。

角川氏は、「日本のアニメ、ゲームといったポップカルチャー、サブカルチャーは世界に広がっており、当社はアニメやゲームなどのコンテンツ配信をリードしてきた会社のひとつ。そのクリエイターなどを育成するスクール事業をタイで展開することによって、日本とタイの新しい文化が花開けば」と期待を込めた。

古賀氏は2017年以降、インドネシア、ベトナム、マレーシア、フィリピンといった東南アジアに加え、フランスやオーストラリア、中国などでのスクール事業展開を予定していると発表したほか、「作家、コンテンツ・クリエイターなどを数多く送り出してきた当社が持つ、日本独自の制作ノウハウを提供するだけでなく、日タイにおける就業機会、チャンスを与えていきたい」と述べた。また、バンコク校では日本とタイの講師陣が指導に当たるという。

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