花王の根来昌一執行役員(左)とApical Group LimitedのDato’ Yeo How CEO(右)
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花王は12月28日、インドネシアのApical Group Limitedと脂肪酸製造を行う合弁会社PT Apical Kao Chemicalsを設立すると発表。操業開始は2019年を予定。
花王は、油脂原料が豊富なインドネシアに、フィリピン、マレーシアに続いて油脂製品の生産拠点を確立し、また、現地にプランテーションを保有し油脂の製造を手掛けるApicalグループと組むことで、今まで以上に油脂原料の安定調達が可能となる。
花王グループにおける生産拠点の最適化を図り、競争力のる油脂製品を製造し安定供給を推進することで、花王グループのケミカル事業の拡大と収益力向上の基盤としたい考えだ。