ナレッジキャピタル、新しい文化・産業の創出に向けTCDCとMOU締結

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ナレッジキャピタルで行われた調印式の様子 (左)アピシット館長、(右)宮原代表理事 【ナレッジキャピタル提供画像】

 

一般社団法人ナレッジキャピタルは7日、クリエイタ-育成を目的にタイ政府の機関により設立された「Thailand Creative and Design Center(以下、TCDC)」との間で、新しい文化・産業の創出を目的としたMOU(相互連携に関する覚書)を締結した。

海外の各機関との連携構築による「国際交流」の実現を目指すナレッジキャピタルは、経済成長著しいタイとの連携を視野に、これまでタイ政府の機関や団体との間で相互視察などの交流を図ってきた中、今回TCDCからの連携要請を受けMOU締結に至った。

宮原秀夫ナレッジキャピタル代表理事とアピシットTCDC館長の間で締結したMOUに基づき、相互の情報交換やミッショントリップ(連携のための海外視察)をはじめ、ローカルビジネス機会の発掘につながる相互紹介や相互施設によるクロスマーケティングなどに向けた協力を行っていく。

また同日、プラチン副首相をはじめとしたタイ政府、タイ王国大阪総領事館、TCDC による視察団が、ナレッジキャピタルを視察した。

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ナレッジキャピタル「The Lab.」を視察するプラチン副首相ほか、タイ政府御一行団 【ナレッジキャピタル提供画像】

 

Thailand Creative and Design Center(TCDC)
TCDCは、2003年にタイ政府の機関によって開設されたクリエイタ-育成を目的とした施設。国内外のハイ・ファッションブランドのショップやフード コートが入るタイ・バンコク市内のショッピングモール「エンポリウム」内に拠点を設けており、アジア最大級のデザインライブラリー「TCDC Resource Center」や、エキシビション・ギャラリー、タイ出身のデザイナーによる雑貨やアクセサリーが集められたミュージアムショップ「The Shop@TCDC」などで構成。TCDCには約4,500ものサンプルを集めたマテリアルライブラリーや、会員だけが利用可能なメンバーズラウンジ、そ のほかクリエイタ-に向けたギャラリー施設などを持つ。

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