幸楽苑、タイ食品製造会社とフランチャイズ契約を締結、事業拡大を図る

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株式会社幸楽苑ホールディングスは16日、THAI PRESIDENT FOODS PUBLIC COMPANY LIMITED(以下、タイプレジデントフーズ社)との間で、フランチャイズ契約を締結することに合意したと発表。

幸楽苑は、技術・ノウハウをタイプレジデントフーズ社へ全面的に提供し、店舗拡大に協力をしていくという。今後は、タイ国内に関わらず、東南アジア全体に店舗を拡大していきたい考えだ。

幸楽苑は、タイにおける直営店での外食事業展開を目的にKOURAKUEN (THAILAND) CO., LTD.を設立、営業していたが、当初想定していた売上が見込めず店舗運営を継続することが困難との判断により同社の解散を決定していた。しかし、タイプレジデントフーズ社とのフランチャイズ契約により、タイにおける新たなパートナー企業として、両社の事業拡大、推進を図っていく。

タイプレジデントフーズ社は、1972年に創業された食品製造会社で、タイ証券取引所のメインボード(市場第一部)に上場している年商約400億円の企業。即席麺ブランド“มาม่า”(読み方:マーマー)を製造販売し、40年以上にわたりタイ国内シェア50%以上を維持し、「タイの国民食」と言われるトップブランドに成長している。現在では、タイのみならず国外60ヵ国に輸出しているタイ最大手の即席麺製造会社だ。また、即席麺のほか、“Bissin”、“Homey”などの菓子製造も行っており、タイおよび近隣諸国に出荷している。

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