LCCピーチ、「気軽な空の旅を提供」初となる那覇―バンコク路線就航で

P1120068

格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションの井上慎一代表取締役CEOは12日、2月19日からの那覇―バンコク(スワンナプーム国際空港)線運航開始を前にバンコク都内で記者会見を行った。東南アジア路線の就航は同社初。

井上CEOは「当社のサービスコンセプトは『空飛ぶ電車』。タイをはじめ、タイ周辺国と日本の人たち双方にとって気軽な空の旅を提供したい」と述べた。

 

P1120039

井上慎一代表取締役CEO

 

那覇―バンコク路線の就航を決定した経緯として、同社のコンセプトでる“片道4時間圏内の運航”を前提に考えた際、沖縄が適していたと説明。また、訪日観光客のリピーターも増加していることを踏まえ、「東京や大阪の次となる旅行地として沖縄への関心が高くなっている。また、乗り継ぎも気軽にできるようになってきていることから、バンコクから沖縄を経由して福岡などへの移動にも活用していただける」と話した。

既に予約は開始しており、予約状況の割合はタイ人と日本人半々、搭乗率は75~80%を見込んでいるという。

ピーチは2012年3月に関西空港を拠点として運行を開始。14年7月に那覇空港を関西空港に次ぐ拠点空港とし、現在、国内線14路線、国際線13路線に就航している。17年度には仙台空港、18年度には新千歳空港を拠点空港とする予定だ。

gototop