Thai President Foodsのペット氏、フランチャイズ契約した幸楽苑について言及

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MEDIATORのガンタトーン氏(左)とタイプレジデントフーズ社のペット氏(右)

 

MEDIATOR CO., LTD.は17日、タイ進出販路開拓セミナーを開催した。同社代表のガンタトーン・ワンナワス氏がタイの小売市場について説明。その後、即席麺ブランド「ママー」を展開する食品製造会社「Thai President Foods PCL.(以下、タイプレジデントフーズ社)」のchief of Business Developmentでるペット・パニアンウェート氏をゲストに迎え、ガンタトーン氏と対談を行った。

タイプレジデントフーズ社は今月16日、2016年3月末にKOURAKUEN (THAILAND) CO., LTD.の解散を発表した株式会社幸楽苑ホールディングスとフランチャイズ契約締結に合意。Sahaグループが86%、幸楽苑HDが14%を出資するPresident Kourakuen社を新規に設立するという。

ペット氏は「まずは現在、6店舗る幸楽苑をエカマイ・ゲートウェイ、シラチャ・J-PARKの2店舗に縮小、次にステップアップするための可能性を探りながら、3~5年程度で6店舗に戻す考えだ」と述べた。

その理由として、同2店舗の客層の半分以上が日本人が占めており、タイ人顧客を増やしていきたい考えだが、常に新しいものが求められるタイ市場ではリピーターが生まれにくいこと、日本人とタイ人ではラーメンの好みが異なることなど、乗り越えなければならない課題もり、試行錯誤する必要がるからだという。

そのほか、ペット氏は同社のタイ国外での事業展開、フィルムやパックなど食品関連事業についても解説した。

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