三井造船、マレーシアにコンテナクレーンのアフターサービス拠点設立

三井造船は7月24日、同社が製造・納入したコンテナクレーンのアフターサービス(改修・更新工事、部品販売)を行うサービス拠点を2018年1月、マレーシア・クランに設立すると発表した。

同社のコンテナクレーンは、東南アジアを中心に全世界に納入されており、岸壁用ガントリークレーン(ポーテーナ)350基以上、ヤード用トランスファークレーン(トランステーナ)1,200基以上の実績がる。

マレーシアのクラン港は、世界12位(2016年時)のコンテナ取扱量を誇り、同社コンテナクレーンの最大顧客でるWestports Malaysia社が経営するターミナルが同港の貨物の7割以上を扱っているという。今回設立するサービス拠点は、今後、電気品更新、省エネ・能力アップ改造などの現地工事、および予備品・消耗品の需要が予想されるWestports Malaysia社、およびマレーシア他港にアフターサービスを提供する。

将来的にはマレーシア周辺国を含めた東南アジアのコンテナクレーンのアフターサービス事業拠点として事業展開を行う計画だ。

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