三菱商事タイ子会社、ラビットカード運営会社と提携 社員証に電子決済機能など追加

三菱商事の貿易・投資子会社泰MC商事はこの程、BTSなどの乗車券及び電子決済システム「ラビットカード」を提供するバンコクスマートカードシステムと提携を結んだことを発表した。提携により、泰MC商事ではラビットカード機能を備えた社員証を発行。非接触、キャッシュレス化を推進する。バンコクスマートカードシステムにとっても、顧客基盤を広げ、データベースの拡大に繋がる。

泰MC商事の荻原勝一社長は「ラビットカードを社員証としてグループ各社で発行し、従業員の利便性向上を図ります。ラビットカードならではの特典やラビットリワードの恩恵を受けることができ、従業員のエンゲージメントを促進すると同時に、企業の効率性を向上させます。また、当グループ以外の日系企業へもそれぞれ企業の従業員の利益のために導入を目指して行きたいと思います」と語った。

バンコクスマートカードシステムのラッチャニーMDは「今、消費者の行動が急速に変化しており、現金決済に代わって電子決済が普及しています。弊社もキャッシュレス社会への動きの先頭に立っており、大小のビジネスパートナーの取引コストを削減したり、社員証にラビットカード機能を組み合わせることで、現在までに利用者は1,360万人超にのぼっています」と話した。

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