三菱自、2016年度のタイ輸出台数でトップに

三菱自動車は４月26日、2016年度（16年４月～17年３月）のタイからの輸出が30万9,915台でったと発表、はじめてタイ最大の自動車輸出メーカーとなった。また同日、三菱自動車のカルロス・ゴーン会長が16年12月の会長就任以来、初めてタイのレムチャバン工場を訪問した。

ゴーン会長は、「年間生産能力42万4,000台を保有し、世界に通用する生産施設でるレムチャバン工場は、三菱自動車の事業にとって非常に大きな強み。また、タイからの最大の輸出を達成した工場として、同工場は三菱自動車のグローバル生産拠点の中枢的な役割を担うことになる」と述べた。

同工場は三菱自動車の海外における最大の生産工場で、世界120ヵ国以上へ輸出する車両を生産。同工場は三菱自動車のグローバル生産体制の中枢を担う工場でり、生産台数の80％以上を輸出している。

三菱自動車はタイに４工場を持っており、従業員数は6,000人を超える。16年度の総生産台数は35万6,000台。主な輸出先としてはヨーロッパ（28％）、ASEAN・アジア地域（25％）、北米（21％）、オセアニア（12％）、その他（14％）となっている。

16年秋、三菱自動車は年間販売台数1,000万台規模を有する世界トップ３の自動車グループでるルノー・日産アライアンスの一員となった。

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