日本ペイント、ミャンマーで新会社設立

日本ペイントホールディングスは4月18日、合弁子会社でる日本ペイント(シンガポール)が、ミャンマーにおける事業拡大を目的に日本ペイント(ミャンマー)サービス(以下、NPMSC)を設立したと発表。日本ペイント(シンガポール)は、ミャンマーで20年以上にわたり、現地の代理店を通じて製品を販売している。

ミャンマーの建築塗料市場規模は、約40億円(2015年時点)と推定されており、今回の会社設立は、今後さらなる成長が期待されるミャンマー市場で、現地の顧客ニーズに対応、より質の高いサービスを提供することにより、同社グループのブランド力を向上させることを目的にしている。またNPMSCは、将来的に自動車補修用塗料など、取り扱い分野を拡大していく考えだ。

世界銀行が2016年5月に発行したミャンマー経済に関するレポートの中で、政府主導の構造改革とマクロ経済の安定・維持による順調な経済成長が予想されている。今後、インフラ投資などが主たる成長要因になると想定され、同社グループは急速な経済成長により、建築用塗料の需要喚起に繋がることが期待できるという。

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