日本信号、自動券売機などバンコク・レッドラインAFCシステムを受注


導入機器のイメージ写真【同社提供画像】
(チェンナイメトロの自動出改札機)

 
日本信号は10日、住友商事からバンコクのレッドラインAFCシステムを受注したと発表。レッドラインの駅における自動券売機、自動出改札機、窓口処理機から駅サーバー、中央サーバーまで全てのAFCシステムを一括して納入する。

レッドラインプロジェクトは、タイ政府が進める大規模事業計画の一つで、バンコク都中心部のバンスー駅を起点とし、北に26.4km、西へ14.6km延びる、11駅、全線高架の鉄道路線を建設する計画。北線部分の建設は日本政府からタイ政府へ供与される円借款、西線部分の建設はタイ政府自己資金にて建設される。2020年完成予定で将来、さらなる延伸も見込まれている。

近年、タイでは自動車の利用増加による道路渋滞や大気汚染が深刻な問題になっていることから、低炭素かつ大規模輸送を実現する交通インフラの構築が求められているという。

 


バンコクレッドライン建設現場の様子【同社提供画像】

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