日通、シンガポールに非日系グローバル企業対応の「GLIC」設立

日本通運のシンガポール現地法人・南アジア・オセアニア日本通運は６日、シンガポールに非日系グローバル企業への市場調査と営業開発に特化する「グローバル・ロジスティクス・イノベーションセンター」（以下、GLIC）を新設し、営業を開始したと発表。

シンガポールには多くのグローバル企業がアジア・太平洋地域の統括会社を配置している。また、地域統括会社の権限を強化する傾向が強くなってきており、本社のみならず地域統括会社へアプローチし、最新の顧客ニーズを把握する必要性が高まっているという。これらの背景から、GLICでは非日系企業に対するビジネス機会の開拓、顧客ビジネスの分析、物流システムの研究・開発を実行し、営業アプローチを強化していく考えだ。

今後、シンガポール経済開発庁（EDB）の協力も仰ぎ、これまで同社が海外各地で培ってきた経験、実績や品質などの強みを活用し、中期経営計画の重点戦略に掲げる非日系企業への営業拡大を一層強化していくという。

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