プレミアム・双日・ロジスティクス社、ミャンマー投資委員会の投資許認可を取得

プレミアム・双日・ロジスティクス社(Premium Sojitz Logistics Co., Ltd、以下、PSL社)は8日、ミャンマー投資委員会(以下、MIC)から物流業の投資許認可を取得したと発表。これにより、PSL社は「今後の事業拡張を一層のスピード感をもって進めていく」としている。

PSL社は双日グループとミャンマーにおける食品・生活消費財卸売会社でるプレミアム・ディストリビューション社(Premium Distribution Co., Ltd、以下、PDC社)の共同出資会社。

双日は、PDC社の親会社でミャンマーの小売・流通分野最大手のシティマート(City Mart Holding Co. Ltd.、以下、CM)グループと2013年8月に資本業務提携契約を締結し、以来、CMグループの卸売オペレーションの近代化、海外輸入食品の品揃えの充実化、各種支援を推進している。また、15年6月以降はミャンマー投資企業管理局より営業許可を取得したPSL社を通じ、3温度帯物流の営業も開始している。

今回のMIC投資許認可取得に伴い、PSL社には不動産の長期リースや外貨送金などの各種規制の緩和や優遇税制が適用されることとなる。これにより、PSL社は経営効率化を進めるとともに、ピザハットをはじめミャンマーに進出する外食チェーンなどへの物流支援を通じて、ミャンマーの食品物流の近代化に貢献。また、タイ=ミャンマー間の越境物流などの幅広い需要も取り込みながら、顧客サービスの更なる向上を目指していくという。

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