【復興庁提供画像】
日本復興庁は6日、株式会社雄勝そだての住人が生牡蠣をタイおよび香港に、株式会社鮮冷がホタテをタイに輸出することが決定したと発表。同庁では、輸出に関する先進的な取り組みを輸出拡大モデル事業として支援し、水産品・水産加工品を中心とした被災地産品の輸出拡大に取り組んでいる。
今回の輸出は同庁支援の「三陸の若手リーダーの連携によるカキ・ワカメの輸出事業」によるもので、三陸地域の水産業者が連携し、共通のコンセプト&ブランドを掲げながら、産地間連携による同一品目の輸出に取り組むとともに、輸出する商品とわせて共通の地域ブランドを伝えていくことで、被災地域の水産品の輸出拡大を図っている。香港・バンコクにおいて、生食用牡蠣・ワカメを中心とした展示会への出展と商談の実施、現地での営業活動などを行い、実現したという。