3年に一度の検査を推奨、蓮池医師とオリンパスによるサミティヴェート病院の内視鏡セミナー

 

3月7日、サミティヴェート病院スクムビットにおいて「胃カメラの最前線」と題したセミナーが開催され、日系企業の総務・人事担当者など約40名が参加した。

講師には胃がんや大腸がん内視鏡手術で実績のる、神戸の佐野病院で消化器センター医長・消化器がんセンター医長を務める蓮池典明医師を迎え、年次健康診断における内視鏡検査(胃カメラ)受診の意義や、内視鏡検査の手法、胃がんの治療方法などについて説明された。蓮池医師は消化管学会胃腸科専門医でもり、消化器内視鏡および消化器内科、消化器がんの化学療法・臨床試験、緩和治療、終末期医療が専門分野。

Q&Aでは、参加者から「検診は毎年受けるべきなのか」「鎮静剤を使用した検査の副作用は」などの質問が飛び、蓮池医師は「40歳以上で一度も受けたことがない方には推奨する。ピロリ菌がなければ、その後は3年に一度で問題ないと思われる」、「鎮静剤の副作用として懸念されるのはアレルギー。内視鏡は痛みもるため、アレルギーがない方は確実性を増すためにも鎮静剤を使用した検査が推奨される」と、明快な回答を送った。
両院は2014年に消化器内視鏡に関する手技交流、医療従事者交換研修に関する提携協定を締結している。

 

また、当日は内視鏡の世界シェアトップを誇るOLYMPUS社が内視鏡と関連デバイスを展示、同社の後藤大介氏が構造や動きについて解説を行い、参加者からの質問に答えた。

 

サミティヴェート病院スクムビット
http://www.samitivejhospitals-jp.com/sukhumvit/

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