SCG Yamato、タイ初のクール宅急便サービスを開始

 

ヤマトホールディングス傘下のYAMATO ASIA PTE. LTD.が出資するSCG Yamato Express Co., Ltd.(以下、SCG Yamato)は31日、タイで初の保冷輸送サービス「クール宅急便(COOL TA-Q-BIN)」のリリースにたり、記者会見を行った。冷蔵と冷凍の2温帯のサービスがり、冷凍食品や生鮮品、医薬品、菓子、化粧品など、ヤマトグループが培った技術を活用し、受託から納品まで最適な温度を保ったまま配送が可能となった。

SCG Yamatoでは、2017年1月にタイ国内の宅急便サービスを開始。サービス提供エリアは現時点でバンコクおよび周辺県に限られているが、18年中にはタイ全国に拡大予定だという。今後5年間で、10億バーツ以上の収益達成を目標にしている。

 

SCG Cement-Building MaterialsのNithi Pattarachoke氏

 

会見では、SCG Cement-Building Materialsの副社長・Nithi Pattarachoke氏が「タイ国内のeコマース市場は現在、7,000億バーツほどの市場規模がり、小包の配送需要が急増している」と述べ、1月のサービス提供開始から3ヵ月で、15万件以上の配送実績が得られていることについても公表された。

 

【同社提供画像】

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