昭和電工グループ、タイ・アルミ缶新会社で製造工場起工式を実施

(左から)昭和アルミニウム缶の田代泰社長、カラバオ社のサティアン・セータシット会長
【同社提供画像】

 

昭和電工および同社連結子会社でる昭和アルミニウム缶は13日、アルミ缶製造工場の起工式を行った。同社は6月15日にタイの大手飲料メーカーCarabao Group Public Company Ltd.(以下、カラバオ社)とアルミ缶の製造・販売会社「Asia Pacific Can Company Limited」(以下、APC)を合弁で設立している。

APCの工場稼働後は、主にカラバオ社の輸出製品用のアルミ缶を製造する。カラバオ社は東南アジア諸国や中国、イギリスを中心とした海外事業の拡大を目指しており、APCは昭和アルミニウム缶が培った生産技術と品質管理体制で高品質なアルミ缶を安定的に供給し、同社の海外展開をバックアップを行う。

昭和電工グループはアルミニウム缶事業において、東南アジアをターゲットに事業拡大を進めており、APCは同事業においてベトナムのハナキャン・ジョイント・ストック・カンパニーに次ぐ2ヵ国目の海外拠点。

 

杭打ちの様子杭打ちの様子【同社提供画像】

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