クボタ、地域密着型の研究開発を強化に向けタイにR&D拠点設立

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『開所式の様子』:左からSKC 木村浩人副社長、SKC 川上寛社長、クボタ 木股昌俊社長、サイアムセメントグループ インベストメント チャワリット・エカブット社長、SKC オパート・タンワーンショーン副社長【同社提供画像】

 

株式会社クボタは22日、研究開発体制のグローバル化の一環として、主要拠点のひとつでるタイのSIAM KUBOTA Corporation Co., Ltd.(以下、SKC)において、R&D拠点を新設したと発表。成長するアジア新興国地域に密着した研究開発を強化し、事業拡大を加速していきたい考えだ。

これまでタイでは、エンジン製造から農業機械の製造、販売・サービスまで一貫体制を構築し、タイ国内および周辺国での農業機械化に注力。今回、ASEAN地域での農業機械事業のさらなる拡大に向け、SKCに研究開発拠点を設置し、現地の作物、圃場条件、作業体系に適した農業機械の研究開発を進め、ラインナップの強化とスピーディーな市場投入を図っていくという。

同社は、事業のグローバル化に伴い、日本国内での基幹技術に関わる研究開発の強化とともに、海外現地での地域ニーズに適合した製品開発や技術力の強化を推進している。

 

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Kubota Research & Development Asia【同社提供画像】

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