ソーラーフロンティア、タイのシェルグループ本部ビルにCIS薄膜太陽電池設置


シェルグループ本部ビルに搭載されたソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池
【同社提供画像】
ソーラーフロンティアは9日、タイのシェルグループ本部ビルにCIS薄膜太陽電池合計119.68kWを設置したと発表。施工は現地の太陽光発電EPC専門会社でるエナジープロコーポレーションが担当したという。

設置場所は、タイ・バンコクにる「シェルハウス」本部ビル2棟の屋根上。年間の予想発電量は179,479kWhで、発電された電力はすべて自家消費される。初年度に104トン相当の二酸化炭素削減効果が見込まれている。

タイにおけるシェルグループ代表者のAsada Harinsuit氏は、「シェルグループは、2016年にタイでシェルグループのサービスステーション2ヵ所の屋根に太陽電池を設置したが、今回の取り組みはこのプログラムに続くもの。当社は組織を挙げて二酸化炭素排出量を削減するとともに、タイの再生可能エネルギーの導入目標に貢献していきたい」と述べている。

ソーラーフロンティアは、昭和シェル石油の100%子会社で、世界最大級のCIS薄膜太陽電池メーカー。同社が生産・販売するCIS薄膜太陽電池は、高温や影に強く発電量が多いことや、景観を損なわないデザインが特長。また、100%日本国内生産の品質や20年保証を含むアフターサービスが評価されている。

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