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輸出拡大協議会、タイ・マレーシア・イギリス向け輸出戦略を策定

水産物・水産加工品輸出拡大協議会(以下、輸出拡大協議会)は12日、水産物・水産加工品の輸出拡大に向けた海外市場調査結果を発表。同調査は、国内水産物取扱企業各社が、輸出拡大を進めるにたって指針となる情報を提供することを目的に実施されたもの。

輸出拡大協議会は、高付加価値水産物・水産加工品の消費状況やニーズを踏まえて「次なる有望市場」をタイ、マレーシア、イギリスの3ヵ国に設定。輸出拡大協議会はアクセンチュア株式会社とそれぞれの国に関して①水産物・水産加工品ニーズと市場動向、②流通構造と販売形態、および③効果的なプロモーション方法―について調査し、輸出拡大に向けた提言を取りまとめた。

タイの国内消費は主に外食でり、レストラン数を見ると日本食は現地食に次いで2位の規模を誇っていることを踏まえ、「日本国産水産物の旬や特徴、最新の価格情報、まり知られていない日本食メニューなどを発信していくことが有効」などを提言している。

輸出拡大協議会は、農林水産省が公表した「農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略」の達成に向けて設立された団体。

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