メンズブランド「タケオキクチ」、タイ１号店がオープン

 

ワールドは17日、セントラル・チットロムにメンズブランド「TAKEO KIKUCHI（タケオキクチ）」をオープンさせた。同ブランドはタイ初出店となる。同社はタイ大手企業グループでるSAHA GROUPと2016年11月に合弁会社World Saha Fashion Co.,Ltd.（以下、ワールド・サハ・ファッション）を設立している。

今後は、日本企画のインポート商品に加え、タイのニーズに合わせた現地生産のライセンス商品の品揃えを強化。現地のニーズにマッチしたタイ独自の商品を用意し、同店舗からタイユーザーに「タケオキクチ」の魅力を発信していきたい考えだ。

ワールド・サハ・ファッションの木村秀雄マネージングダイレクターは、「今までワールドは100％出資で海外事業を展開。そうした中、現地のニーズを把握しきれていないという課題が浮き彫りになってきた」と述べ、今回、サハグループと合弁会社を設立した理由については、製造拠点を持っていたことが大きかったという。「タイはファッションブランドも数多く存在し、魅力的な市場となっている。まずはタイで店舗数を増やし、今後はタイをハブに周辺国にも展開していきたい」と話した。

 

 

「タケオキクチ」は“ブリティッシュ・テイラー・トラベル”をコンセプトに1984年に誕生したブランド。スーツのラインナップでは、日本で20代から60代まで幅広い層の顧客層を持つ。現在、百貨店チャネルを中心に日本国内で120店舗を出店、ワールドのメンズ基幹ブランドとなっている。

 

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