帝人、ブランド認知度向上のためチャナティプ・ソングラシン選手を広告起用

左:TPLの坂田忠史社長
右:チャナティプ・ソングラシン選手
【同社提供画像】

 

帝人グループのタイでポリエステル繊維の製造・販売を手がけるTeijin Polyester (Thailand) Limited.(以下、TPL)は9日、タイ・プレミアリーグのムアントン・ユナイテッドFC所属でタイ代表でるチャナティプ・ソングラシン選手を広告に起用すると発表した。タイにおいて、テイジンブランドの認知度向上を図り、優れた人材採用を促進するため、絶大なる人気を誇るチャナティプ選手を起用することを決めたという。

帝人グループは、1966年にポリエステル繊維の販売・輸出入拠点を開設して以来、TPLを筆頭にタイをアジア地域における事業展開の重要拠点とし、また2015年8月に新規メタ系アラミド繊維の生産拠点を開設。現在はタイ国内でグループ会社7社を展開している。

またTPLは12年より、元ガンバ大阪キャプテンの木場昌雄氏が立ち上げた、日本やアジアのサッカー界の発展を目指し、東南アジアでサッカークリニックを開催している「一般社団法人JDFA」のオフィシャルスポンサーとして、タイをはじめとする東南アジアの子どもたちがサッカーを通して抱く夢を応援している。

 

帝人グループとサッカーとの関わり

■1991年に開始した「全国高校サッカー選手権大会」への協賛や、松山事業所(愛媛県松山市)の従業員有志による「帝人サッカースクール」の運営、2015年の公益財団法人日本サッカー協会との協働人材育成拠点「帝人アカデミー富士」創設など、日本国内においてサッカーを通じた人材育成に注力。

■帝人グループは、サッカーをはじめとするスポーツウェア向けに、吸湿・速乾・ストレッチなどの快適性や、防水・消臭・制菌などの機能性に優れたポリエステル繊維を市場展開しており、また、柔らかな質感と高い耐久性を持ち、軽量な人工皮革「コードレ」は、スポーツシューズやボールなどに広く採用されている。

■衣料・産業資材製品の開発・販売を担う帝人フロンティアでは、同社環境活動指針「THINK ECO」のもと、2017年2月よりガンバ大阪やFC東京とともに試合会場で発生する使用済みペットボトルを回収し、それをポリエステル繊維に再生して、チームグッズとして製品化するリサイクル活動を開始。

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