2015.11月号

大田区産業振興協会、METALEX 2015で企業交流会を実施

大田区産業振興協会の清水繋副理事長

BITECにて開催されている金型部品関連展示会「METALEX 2015」に「大田区企業共同ブース」を出している大田区産業振興協会は19日、タイ投資委員会（BOI）、AMATA Summit社と共催で「大田区＝タイ中小企業ビジネス交流会2015」、「企業交流会」を行った。

企業交流会では同協会の清水繋副理事長は、「タイで、アセアンを中心に事業展開を行っている大田区企業は、インドや中東、アフリカで現地調達、現地生産を進める企業もる。大田区の企業は高い技術を持っているので、ぜひ、タイ企業にはその技術を活用をしてほしい」と述べた。

ジェトロ・バンコク事務所の梅北栄一次長は、海外進出する日系企業はタイに限らず、日本の感覚でビジネスを進めるとトラブルの元になると指摘。「らゆるトラブルを想定して契約書など、書面にしっかり落とし込んで入念な準備を進めてほしい」と話した。

ジェトロ・バンコク事務所の梅北栄一次長

また、AMATA Summit社のViboon Kromadit代表、BOIのSonklin Ploymeeディレクターらがスピーチを行った。

AMATA Summit社のViboon Kromadit代表

大田区は2006年６月、アマタナコン工業団地に工業団地開発運営企業「AMATAコーポレーションPCL社」が全面出資した大田区の中小企業向け賃貸集合工場「オオタ･テクノ･パーク（OTA TECHNO PARK=OTP）」を開設している。