東京都と中小企業振興公社、タイ事務所を12月開設

東京都は公益財団法人東京都中小企業振興公社(以下、公社)と連携して12月21日、バンコクに初の海外拠点となるタイ事務所を開設する予定だ。

公社は都内中小企業の海外販路開拓を支援を行っており、海外展開先としてニーズの高いASEANの中心に位置するタイにて、さらなる支援強化を図ることが目的。

タイをはじめとするアセアン地域との取引に関する相談や情報提供、都内中小企業と現地企業との商談会やセミナーなどの開催、都内中小企業の優れた製品や技術のPR―などを行っていく。

また、タイ工業省やカシコン銀行、東京都立産業技術研究センターバンコク支所などと連携しながら都内中小企業の海外展開を現地でサポートするとともに、タイをはじめとしたASEAN諸国でのビジネスネットワークの拡大を促進する。

タイ事務所の開設は「東京都長期ビジョン」における、 都市戦略6「世界をリードするグローバル都市の実現」、政策指針15「日本の成長を支える国際経済都市の創造」に係る事業となる。

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