タイトヨタ、チュラ大と協業でカーシェアリングサービスをバンコクで導入


【同社提供画像】

 
トヨタ自動車のタイにおける車両販売・生産会社Toyota Motor Thailand Co., Ltd.(以下、タイトヨタ)は、チュラロンコン大学と協業し、2017年12月よりバンコクの同大学敷地内に超小型EVシェアリングシステム「Ha:mo」を導入する。

12月の開始時に、トヨタ車体製の超小型EV「コムス」を10台導入。また、来年半ばには新たに20台を追加し、合計30台を用いる予定だ。ステーションは大学敷地と最寄り駅やバス停を結ぶ周辺に12ヵ所設置し、33台分の駐車スペースを提供する。うち10ヵ所には充電設備も併設する。

Ha:moは、短距離移動に適した超小型EVのワンウェイ・カーシェアリングシステムで、トヨタは、12年の豊田市プロジェクトを筆頭に、東京、沖縄、岡山、フランス・グルノーブル市など、大都市や観光地、地方都市といったさまざまな環境に同システムを導入。公共交通手段と目的地までの間のラストワンマイルの移動手段を提供し、快適な移動と環境にやさしいモビリティ社会の実現を追求してきた。

今回、タイトヨタ創立55周年、チュラロンコン大学創立100周年を記念する共同プロジェクトとして、新興国かつ大都市での渋滞や大気汚染などの交通課題の解決策を探るため、バンコクのチュラロンコン大学敷地内へのサービス導入を決定した。今後の新興国における1つのモデルケースとするべく取り組みを進めていく考えだ。


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