筑波大とトヨタ、共同で「未来社会工学開発研究センター」開設

筑波大学とトヨタ自動車は6日、地域未来の社会基盤づくりを研究開発する「未来社会工学開発研究センター」を筑波大学内に設立したと発表。

組織対組織型の本格的な産学官連携によるオープンラボ方式を採用し、5年間の活動を予定。地域経済・社会の課題解決と未来産業創出と拠点化形成への実証研究と政策提言に取り組む。IoT利活用による社会計測と筑波大の人工知能科学センターと連携し、社会工学・数理工学的アプローチによる改善課題の抽出・真因追求と人材育成・知能化支援を行っていく。

自動運転、ロボティクス、燃料電池などの自動車の技術革新と衛星、携帯端末など関連する先進技術によるデータ解析と社会応用で、地域未来に新たな社会サービスを創出。地域住民と自治体、企業、大学が連携した産学官連携で地方創生に資する政策提言と実学研究で社会実装を促進していきたい考えだ。

gototop