個人旅行客に特化した『Visit Japan F.I.T. Travel Fair Winter 2015』で訪日アピール

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JNTOバンコク事務所・伊東和宏所長

 

2013年7月、訪日タイ人旅行客に対する観光ビザが緩和されて以来、タイ人訪日観光客数は年々増加傾向にる。2015年も9月までの時点で54万1,100人と、既に前年同期比24.7%増加を記録。この伸びを支えているのが、訪日リピーターの存在だ。

初めての訪日で東京や大阪を旅行したら、次回は北海道や九州、さらに地方都市を、パッケージツアーではなく個人旅行(F.I.T.=Free Individual Traveler)で訪れるタイ人旅行者が増加している。

この流れを受けて、日本政府観光局(以下、JNTO)では、FITに特化した旅行フェア『Visit Japan F.I.T. Travel Fair Winter 2015』をタイ人個人旅行家に向けてバンコクで開催。第8回目となった今回は、11月6日~8日の3日間、サイアム・パラゴンを会場に、過去最大規模となる約70ブースが出展。日本からも全国各地の観光関連団体はじめ、旅行会社や交通機関、ホテルなど33団体が参加した。

初日のオープニングセレモニーでは、JNTOバンコク事務所の伊東和宏所長が「個人旅行家の波が広がっている。今回のフェアでは『日本の冬』をテーマに、観光各地の最新情報とお得な旅行を用意した」と挨拶。前回の6月開催時を上回る規模とブース数に、フェア特別価格の旅行商品が用意されていたこともり、日本の雪景色をかたどったブースには多くのタイ人が詰めかけた。

期間中は同じサイアム・パラゴンと、BTSスカイウォークで繋がるセントラル・ワールドを会場に日本の音楽とマンガを通じた商談会、『Japan Weekend』と日本各地の物産フェア、『Japan Local Specialty Fair in Bangkok 2015』が同時開催され、“クールジャパン”と“ビジット・ジャパン”の推進イベントとして盛況を博した。

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