日本観光の魅力をPR、世界旅行ツーリズム協議会で観光セミナー

 

日本の観光情報、観光促進に関する取り組みを紹介するカンファレンス「Japan Updates Breakfast Conference」が27日、バンコク都内のホテルにて開催された。

世界旅行ツーリズム協議会(以下、WTTC)の副会長を務める日本旅行業協会の田川博己会長(JTB会長)は「東京、大阪のほか、日本には地方にも魅力がたくさんる。そのような国は、日本のほかには多くないと自負している」と挨拶。2019年に日本で開催されるラグビー・ワールドカップ、20年の東京オリンピックと併せて、日本観光の魅力を発信していく考えだ。

また、観光庁の瓦林康人審議官は、中国や韓国、ASEAN諸国をはじめとしたアジアの国々からの訪日観光客が8割以上(2016年)を占めていたことを踏まえ、「今後は欧米やオーストラリアなどからのインバウンドを開拓していきたい」と述べた。

WTTCは毎年、観光関連の国際機関(国連世界観光機関など)、各国政府、ツーリズム産業関連企業やメディアなどを集めて開催する国際会議(以下、WTTCグローバルサミット)を行っている。今年は、バンコクにて26日と27日の2日間にわたり開催。

WTTCグローバルサミットの開催に併せて毎回、サミットに参加する官民、メディアに対しJapan Updates Breakfast Conferenceが開催されている。

 

日本旅行業協会の田川会長

gototop