郵船ロジスティクス、ミャンマー「ティラワ・ロジスティクスセンター」で開所式


開所式の様子【同社提供画像】

 
郵船ロジスティクスは12日、ミャンマー・ティラワ経済特別区(SEZ)内に建設した「ティラワ・ロジスティクスセンター」の開所式を行った。開所式にはティラワSEZ管理委員会・チョチョウィン副委員長、在ミャンマー日本国大使館・樋口建史大使、MJTD (Myanmar Japan Thilawa Development)社・テインハン会長、三菱商事・井土光夫ミャンマー総代表のほか、同社の水島健二代表取締役社長、Yusen Logistics (Myanmar) Co., Ltd.の野嶋保彦社長、Yusen Logistics (Thilawa) Co., Ltd.の佐伯龍彦社長らが出席した。

同社が新設した物流施設はヤンゴン近郊のティラワSEZ内に位置しており、総敷地面積約3万㎡に約6,300㎡の施設を建設。物流施設内には冷蔵・冷凍エリアも設け、マイナス20度、プラス5度、プラス15~20度の定温、常温まで合わせて4温度帯の保管が可能。また、完成車蔵置用のヤードも完備し、車両保管、PDI(完成車の納品前点検・補修・部品補給サービス)、通関手続きなど完成車物流サービスも行うという。

水島社長は、「ティラワ・ロジスティクスセンターはミャンマーで提供するコントラクト・ロジスティクスの要となり、近隣諸国をはじめグローバルネットワークにおいて重要な拠点になる。同センターが有する冷凍・冷蔵・定温スペースや、完成車蔵置ヤードでの各種ロジスティクスサービスを通じて、顧客ニーズを捉え、最適なサービスを高いサービス品質で提供し、ミャンマー経済の発展に貢献していきたい」と述べた。

 


ティラワ・ロジスティクスセンター外観【同社程用画像】

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