22年上期は大きく改善か 日系企業の景気動向
盤谷日本人商工会議所が行った日系企業景気動向調査によると、2022年上期の業況感(DI)の見通しが41となり、21年下期の見通し14と比べて大幅な上昇を見込んでいることが分かった。新型コロナウイルスの状況改善に伴う需要回復や原材料不足の解消への期待などが要因。21年上期の実績は33だった。業況感DIは前期と比べて業界が「上向いた」から「悪化した」を引いた数。
22 年上期については輸出の「増加」を見込む企業が 40%。また「横ばい」を見込む 企業は 47%、「減少」を見込む企業は 13%となった。また、今後の有望輸出市場(複数回答)は「ベトナム」( 45%)、「インド」(28%)、 「インドネシア」(25%)、「日本」(20%)の順となった。