【世界の片鱗】「魚の背中」(山梨県・忍野八海)

- この記事の掲載号をPDFでダウンロード
メールアドレスを入力後、ダウンロードボタンをクリックください。
PDFのリンクを送信いたします。
メールアドレスを入力後、ダウンロードボタンをクリックください。PDFのリンクを送信いたします。
公園で泳ぐ魚をボーッと眺めていた。魚は右左に尾を振ることで真っ直ぐ進んでいる。その姿が自分の人生に見えた。強弱、高低、好き嫌い、相反する世界を両方体験し、真ん中に自己を発見する。
僕は芸術家になるためにサラリーマンになり、自由になるために不自由を体験した。だから真っ直ぐ進むことができる。左右に揺れることが生きること、それが自己を確立する近道で、その道中を味わうのが人生ではないか。今キツくても、それは自分の人生を真っ直ぐ進むために必要なこと。そう思うと、心がフッと軽くなった。
魚は優雅に揺れながら、あっという間にいなくなってしまった。
寄稿者プロフィール
-
中野陽介
画家・作家。海外生活10年で35ヵ国を訪問(バンコクでサラリーマンと芸術家の二足のわらじ生活を3年間送る)。アートの力で鬱を克服したことを機に、路上で1万人以上に絵を描きプレゼントする活動をスタート。これまでに書籍6冊を上梓。才能発掘と応援が得意。Twitterで「ポジティブ×アート×太陽」を配信。オンラインアートセッションも開催中。
-
Twitter:@wakeupoffice
- この記事の掲載号をPDFでダウンロード
メールアドレスを入力後、ダウンロードボタンをクリックください。
PDFのリンクを送信いたします。
メールアドレスを入力後、ダウンロードボタンをクリックください。PDFのリンクを送信いたします。
人気記事
アクセスランキング
新着ニュース
バックナンバーを探す
2023年9月号東南アジアにおける脱炭素のトレンドと脱炭素に向けたアプローチ
2023年8月号2030年 タイの消費財・小売りビジネスの未来
2023年7月号BCG経済モデルで豊かな社会へ-タイの強みは農業・バイオ-
キーワードから探す
イベントカレンダー

タイ・ASEANの今がわかるビジネス経済情報誌