YUASA TRADING(THAILAND)CO., LTD.

出展ブース | Hall 100 / AW21 |
INTERVIEWEE
YUASA TRADING(THAILAND)CO., LTD.
Managing Director 金子 剛 氏
現状の景況感を教えてください。
工作機械業界としては、新型コロナウイルスの影響からいち早く立ち直った中国やアメリカなどで需要が回復し、過去4番目に高い受注額を記録するなど好調です。ただ、タイにおいてはお客様の設備の稼働率がまだ上がっていない状況が続いており、積極的な設備投資とはなっていない状況です。ただし、設備更新需要はあり、昨年中旬以降、お引き合いをいただくケースが出てきています。
その中で当社が今、注力しているのはロボットも含めた自動化設備と省エネ機器です。タイでもカーボンニュートラルへの関心が高まっており、グループ会社のユアサエンジニアリングソリューション(タイランド)と協力して太陽光発電システム導入をお客様に提案しています。サプライチェーンでは、取引先から再生可能エネルギーの使用などカーボンニュートラルへの取り組みを求められるケースも出ており、日系のみならずタイ企業でも意識が高まっています。また、自動化設備の需要も年々増えています。
METALEX Marchにはどんな製品を出展しますか?
当社は工作機械だけではなく、材料の入荷から製品として出荷されるまでに至る工場内設備全般を取り扱っており、今回のMETALEX Marchでも幅広い商品を展示します。
工作機械では主力メーカーであるツガミのCNC旋盤「M08J-Ⅱ」、CNC精密自動旋盤「B0325-Ⅲ」、CNC精密自動旋盤「B0205-Ⅲ」。昨年、日本で発表された当社のロボットシステム「Robo Combo」のタイオリジナル商品も展示します。「Robo Combo」は既存の工作機械に後付け設置が可能で、脱着も簡単。低コストで簡易に自動化を実現できます。
その他、NACHI(不二越)のロボットバリ取りセル、明電舎のAGV、物流機器として三進金属の移動ラック、検査機としてミツトヨの三次元測定機、当社の省エネ機器類を展示します。
METALEX Marchに対する期待とは。
METALEXは2019年以来の出展です。今回、後付け設置可能なロボットシステム「RoboCombo」や省エネ機器なども展示することで、自動化やロボット化、カーボンニュートラルなどに対して関心がどれくらいあるのか、今何を求めていらっしゃるのかなど、お客様の反応を直に見ることができる機会として非常に期待しています。シラチャーでの事務所移転に伴い、2020年にショールームを設けましたが、やはり実機を見に来ていただくとお客様の関心度合いも違ってきます。
また、私共が工作機械だけでなく、幅広い商品を取り扱っていることをお客様にご理解いただくチャンスであると思っています。さらに、タイ企業に対しても認知度を高めていきたいと思います。
今後の事業展望を教えてください。
まず直近では、ツガミをはじめとする主力メーカー商品の販売、サービス体制の強化と同時に、タイ企業への販売拡大を進めていきます。
2025年度までに、日本本社で展開している事業をタイで進めていく予定になっています。これからも「モノづくり」「すまいづくり」「環境づくり」「まちづくり」で社会に貢献するため、事業、モノとコト、取引先様を「つなぐ」複合専門商社を目指していきます。
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