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タイ・ASEANの今がわかるビジネス経済情報誌アレイズ

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METALEX出展企業インタビュー

ENSHU(Thailand) Limited

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      出展ブース  Hall 101 / BJ29
       静岡県浜松市を発祥とする工作機械メーカーのエンシュウ株式会社は、タイに進出して26年。現地工場でマシニングセンタの生産などを行い、タイはもとより東南アジアの周辺国やインド市場に供給を続けている。何といっても強みは、顧客と供給源である自社との近さ。受注先の客をタイ工場に招いてカスタマイズの打ち合わせを行ったり、メンテナンスのノウハウを伝授したりしている。今年11月には、同月下旬に開催される国際見本市METALEX 2023に合わせて海外からも顧客を招いている。高精度を保ちながら低コストマシンを現地供給していくための工夫を今後も続けていく方針だ。
      INTERVIEWEE
      Managing Director 田畑 典久 氏

      インドネシアとマレーシアから顧客の保全メンバーを受け入れ

      「制御装置やボールスクリュー、スピンドルなどの主要部品は日本から輸入しているが、鋳物製品やカバーなどは現地調達し、現地で生産をしている。だからこそ、日本で作られているものと同一品質の高性能のマシンを短納期で、しかも低価格で供給することができる」。こう話すのは、2008年からタイに赴任し、16年から現法のManaging Directorを務める田畑典久氏。ライバル各社との決定的な違いを顧客との近さに置く。

      今年10月には、昨年に引き続きインドネシアとマレーシアから顧客の社員教育を目的に保全メンバー(ローカル)を受け入れている。ともに、イスラム教の戒律がある両国ムスリムの人たち。本社兼工場の近くに専用の宿泊施設を用意し、戒律に沿った食事と生活が送れるようきめ細かい歓迎体制も忘れない。滞在期間は1ヵ月半にも及ぶ予定で、この間、マシンの操作方法や保全、修理といった一通りのメンテナンス技術も伝えていく方針だ。こうした受け入れ態勢にイスラム教の国々からも、安心して技術者たちを送り出せると評判も上々だ。

      コロナ禍などの副産物として世界的に広がったオンラインなどのコミュニケーション技術。これらを使ったアフターケアや自動化の提案といった方法などもあるにはあるが、顔と顔を突き合わせ、ひざ詰めで行われるサービスに勝るものはないと考える。加えて国際競争の中で有利に立てるのは、納品までのスケジュール。日本でセットアップしてから製品を送り出すよりも、タイで治具の相談など一つ一つに対応し、輸出したほうが時間もコストも大幅に削減できるというわけだ。

      タイ産15番縦型マシニングセンタを展示

      昨今注目しているのは、東南アジアもさることながら人口世界最多に躍り出たインド市場。右肩上がりの成長を続けるこの国に送る視線は同社においても負けじと熱い。ガソリン内燃機関を搭載した従来車の需要に加え、世界の潮流である電気自動車(EV)の開発も同時に進んでいる。市場規模の大きさはもちろんのこと、自動車産業の今と今後が共存しているところにも大きな魅力を感じる。

      METALEX 2023では昨年に引き続き、15番縦型マシニングセンタと30番横型マシニングセンタを中心に展示する。大きく違うのは、昨年までは日本から完成品を輸入していた15番縦型と30番横型を、今年からタイ工場で生産・組み立てたものに切り替えるということ。日本製と同質・同性能のタイ産製品を肌で実感してもらうのが狙いだ。

      「タイ工場で作られたものを実際に見て、触ってもらって、自動化などさまざまな提案をしていきたい」と田畑氏は今年の見本市に向けた意気込みを語る。EVの行方など自動車業界の今後は混沌としており、今年は一部に設備投資の見送りがあるなど不安材料も少なくない。こうした中でも顧客の近くにいて、顧客のニーズにしっかりと見極めていこうとする同社。その努力の差から得られるものは決して小さくない。

      企業情報
      • yuasalogo
      • ENSHU (Thailand) Limited
        TEL: (038) 338-22
        E-mail:tabata@enshu.co.th
        URL:www.enshu.co.jp/ja/

        19/25 Unit A4, Moo 10, Phahonyothin Road, Tambol Klongneung, Amphur Klongluang, Pathumthani 12120

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