「風水コイン」の使用方法

風水では、硬貨を活用した方法として大きく分けると2通りの「風水コイン」が存在します。コインコレクター達の間で昔から信じられているのが、“歴史を刻んできたアンティークな硬貨ほどパワーがあり、富・平安・健康など全ての願いを叶えることができる” というもの。
ここで、前述した2つの使用例をご紹介しましょう。
※風水コインは市販されている物で問題ありませんが、ご自宅でも簡単に作れます。使用する硬貨をきれいに塩水で洗い、乾いたら赤い糸で繋ぎ、テープに貼った後に取り付けるのが◎。
使用例1:玄関に吊るして幸運を運ぶ
中国の歴代皇帝の中でも最強のパワーを保持し、国を繁栄させたとして崇められている5皇帝のコイン(嘉慶通賽、乾隆通賽、雍正通賽、順治通賽、康煕通賽)を連ねて赤い糸で結び、玄関のドアに吊るすことで平安と幸福のお護りと見なされています。
本物のアンティークだと非常に稀で高価ですので、市販されている類似品を使用される方も多いと言われていますが、その点は問題ありません。
使用例2:年回りによって取り付ける方角を変える
2022年、令和4年は寅年。風水では壬寅年(みずのえとら)、つまり水虎(すいこ)の年です。風水の三元派の飛星チャートでは、毎年大吉方位と大凶方位が入れ替わり、今年は「2」の数字の方角(今年は南西)に風水コインを取り付けます。
「2」は病気になるという意味合いがありますが、この病気の星を取り去るために同じ種類のコイン6枚を室内に取り付けましょう。
部屋のサイズが小さい場合は1バーツ、大きい場合は5バーツをお選びください。
10バーツはシルバーが外回りに、銅が内側にあり、病気の星を消却する目的には風水的にお勧めしません。
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ビジネスコンサルティング会社
SSF CONSULTATION LTD代表
鶴田 雅子1989年、英国のレイブンズボーン大学留学中に、世界的に有名な風水大師葉清海氏から風水師としての才能を認められ、最初で最後の日本人内弟子として彼が89歳で他界するまでの約30年間、風水を学んだ。チュラロンコーン大学教育学部高等教育課で博士号を取得後、風水を中心に取り入れたビジネスコンサルティング会社SSF CONSULTATION LTDをタイ、バンコクに2009年に設立して現在に至る。タイの他、アメリカ、インド、インドネシア、英国、カンボジア、シンガポール、台湾、中国、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、日本などへも仕事で出向いている。
E-mail:sai@ssfconsultation.com
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