韓国企業の成長の裏にある韓国風水

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1960年代前半まで、世界の最貧困国だった韓国は、今では世界10位圏の経済大国です。ヒュンダイ、サムスン、LG、ロッテ等の巨大財閥の中でも、サムスンは色々な話題が絶えません。
2021年の世界半導体売上高ランキングで、サムスングループの“サムスン電機”が、インテルを追い越して首位になりました。半導体用基盤の分野では2005年から世界1位を記録しています。コロナ禍真只中の21年10〜12月(第4半期)のサムスン電機の売上高は2兆4,299ウォン(約2,300億円)、営業利益は21%増の3,162億ウォンでした。
サムスンが急成長したのは1993年の新経営戦略で、“量的成長”から“質的成長”へと宣言してからと言われていますが、その裏には韓国風水が大いに貢献していると考えます。韓国にて風水は、大昔から現在に至るまで取り入れられており、その代表例が朝鮮国国王の御旗“太極八卦図”(1392〜1910年)と、現在の韓国の国旗“大極旗”(1997年〜現在)です。
また、旧大統領官邸と景福宮の後方にある北岳山は韓国の首都ソウルの鎮山です。地元の人々は、この山の風水の気(龍脈)を断ち切る為に、旧朝鮮総督府(1926年10月施工)が建設されたと頑なに信じていました※村山知順(1931)『朝鮮の風水』朝鮮総督府。
この事実を裏付けるように、当時の韓国政府は、国の成長を促進する最適な日、1995年8月15日(乙亥年/甲申月/戊寅日)に、景福宮前方にあった旧朝鮮総督府の撤去工事を開始しました。
1年後にこの取り壊し工事は完了し、2000年以降、韓国企業の世界経済に与える影響は圧倒的になりました。
22年6月には大統領官邸もソウル市の龍山の方角へと移転しました。これも風水的な理由ではないでしょうか。
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ビジネスコンサルティング会社
SSF CONSULTATION LTD代表
鶴田 雅子1989年、英国のレイブンズボーン大学留学中に、世界的に有名な風水大師葉清海氏から風水師としての才能を認められ、最初で最後の日本人内弟子として彼が89歳で他界するまでの約30年間、風水を学んだ。チュラロンコーン大学教育学部高等教育課で博士号を取得後、風水を中心に取り入れたビジネスコンサルティング会社SSF CONSULTATION LTDをタイ、バンコクに2009年に設立して現在に至る。タイの他、アメリカ、インド、インドネシア、英国、カンボジア、シンガポール、台湾、中国、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、日本などへも仕事で出向いている。
E-mail:sai@ssfconsultation.com
URL:http://www.ssfconsultation.com
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