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ビジネスにも活かせる風水学

ハワイで出会った「大殺気」のとある家

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    アメリカ建国(1776年7月4日)から、約2世紀経った1959年8月21日に、ハワイ州は第50番目の州として正式に認可されました。

    世界的な観光地の一つとして有名なハワイ州最大の都市“ホノルル”には、ハワイの代名詞とも言える“ワイキキビーチ”(8つのビーチの総称)があります。

    このワイキキビーチのホテルが、常時賑わっている大きな理由の一つが風水です。ホテルの前方は、広大な海(偉大なる富の意)に囲まれており、後方は、オリンパス山やオロマナ山が連なる山脈(庇護され、災難を回避するという意)があります。そして、海を前にして、左手にはダイアモンドヘッド(財運の継続の意)が、右手にはマジックアイランドがあります。このマジックアイランドの後方には、金融系の高層ビルや、中華街がひしめいています。まさしく形勢派オススメの風水になっているのです。

    対して、山を背にした反対側にあるワイマナロビーチの地理的風水は決して良いとは言えません。ビーチから高速道路までの距離が30〜40mほどと非常に短く、その間には民家が立っています。さらに、この高速道路は岩肌が盛り上がって、縦に巨大な段差スロープが随所にある山の背のすぐ横を走っています。風水用語で「大殺気」が出ている、大凶風水の一例です。地理的風水条件が悪いほど、その悪影響は避け難いです。

    案の定、風水鑑定を依頼されたワイマナロビーチのとある家は、「海の中に消えて行く風水の造り」でした。文字通り、建物の一部が海の中に入っており、家の真後ろは交通量の多い高速道路(海の中に吸い込まれる状況を激化するという意)が走っていました。

    また、玄関を入るとすぐに台所のガスレンジが丸見え(家族同士の仲違いを起こし易いという意)、主寝室の床の半分が海水の真上にあり、激しい波の音が絶え間なく聞こえる(耳の病と精神不安定を引き起こすという意)という、非常に悪い風水物件でした。

    鑑定結果を伝えると、西洋人のご夫妻は即座にワイキキ側の所有地へ家を建築すると決断されました。

    寄稿者プロフィール
    • 鶴田 雅子 プロフィール写真
    • ビジネスコンサルティング会社
      SSF CONSULTATION LTD代表
      鶴田 雅子

      ボーンマス&プールカレッジ(英国)で、高等国家ディプロマを取得後、レイヴェンズボーン大学(英国)在学中に風水大師“葉清海”に風水の才能を認められ内弟子となる。2004年、クアラルンプール・YCH Academyの専属講師に任命。2009年、チュラロンコーン大学教育学部で博士号を取得。翌年に中国風水発祥の地として名高い中国江西省贛州市で開催された『第一回世界風水文化大会』に日本代表として出席し、新聞、テレビ、ラジオ等で大々的に報道される。
      E-mail:sai@ssfconsultation.com
      URL:http://www.ssfconsultation.com

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